女優の北川景子が、NHKで放送されるドラマ「フェイクニュース」(総合 10月20日、27日 21時~放送)で、主演を務めることになった。
撮影は8月中旬から9月末まで、関東近郊で行われる予定。
北川景子について
北川景子の演じる「フェイクニュース」とは?
「フェイクニュース」は、脚本家の野木亜紀子氏がNHKに初めて書き下ろす社会派エンターテイメントドラマである。
野木氏が、「真実と嘘」「人は何を信じるのか」といった普遍的なテーマを描いており、エンターテイメント性あふれる脚本となっている。
北川景子は、大手新聞紙からネットメディアに出向した東雲樹の役を演じる。
ネット社会の今だからこそ見て頂きたい、という思いを、自身のブログに綴った。
(北川景子オフィシャルウェブサイトより)
http://blog.stardust.co.jp/keiko/20180814_3105/
フェイクニュース 2018/08/14 (Tue)
本日、発表されました。
10月に前後編で連続放送されるNHKの土曜ドラマ『フェイクニュース』に主演致します。
今回私は大手新聞社から訳がありネットメディアに出向してきた東雲樹という女性記者を演じます。
元大手新聞社の記者であったプライドを持ち、記者である以上は何事もきちんと取材をし、裏ドリをしてから報じるべきだという信念を持つ女性です。
一方で、一般素人でも簡単に記事を投稿でき、たとえそれが真実でなくとも世の中に発信できてしまうネットメディアに対しては、釈然としない思いを抱いています。
そんな樹がひょんなことからSNSで話題の「カップうどんに青虫が混入していた事件」の真相を調べることになり、そのことがきっかけでもっと大きな闇に直面し、樹はその闇を暴いてくことになる…というストーリーです。
インターネットの普及により、PV数を稼ぐことだけが目的のフェイクニュースが日々氾濫しています。
今回の作品にも事実ではない噂が一人歩きし、インターネットで特定され吊るし上げられ、人生が大きく変わってしまう登場人物が出てきますが、それは現代のこの世の中で誰の身にも起こり得ることだと思います。
何が真実で何が嘘なのか、 溢れる情報を取捨選択する力、 何を信じるべきなのかを判断し、真実を見抜く目を持つことが現代を生きる私たちには必要だと感じます。
今回は野木先生がネットメディアを舞台とした社会派ドラマをリアルなセリフでポップに、エンターテイメント性の溢れる世界観で書いてくださいました。
PV数稼ぎの記事の杜撰な実態、無責任なSNSの投稿が生む危険、樹が訴えたい報道のあり方とは。
私は真実をあぶり出すことをテーマに、熱く演じたいと思います。
先日衣装合わせを終え、もうすぐクランクインです。NHKの土曜ドラマは初めてです。気合い十分に頑張ります。
フェイクニュースの見分け方
著者:鳥賀陽弘道氏の「フェイクニュースの見分け方」(新潮新書)に、真偽を見分けるには、何をすべきか、明記されている。
「オピニオンは捨てよ」
「主語のない文章は疑え」
「空間軸と時間軸を拡げて見よ」
「ステレオタイプの物語は要警戒」
これらから、ニュースを報じる際、最も気をつけるべきことは何か?
それは、
「裏のとれた事実を、意見とは明確に分け、発信すること」
ではないかと、私自身は思う。
まとめ
北川景子自身の綴った「フェイクニュース」出演に関するブログ内容に対し、こうしてブログ投稿している私自身、凄く考えさせられた。
私自身のブログ投稿の目的は、
「様々な人に対し、様々な価値を提供する」
ことである。
価値といっても、
機能的価値・・・情報
情緒的価値(心理的価値)・・・イメージ・共感
があり、双方とも、重要であると考えている。
情報のみの提供であれば、読者側からすると、真実かどうか、疑いの目で見られる可能性がある。
そこで、提示した情報に対し、イメージしてもらえること、共感が得られること、を重要視している。
この御時世、SNSの発達により、様々な情報で溢れかえっており、何が真実で、何が嘘であるか、判別できなくなっている人が多いのではないかと思う。
この北川景子出演のドラマを通して、真実を見抜く目を持ち、情報に振り回されず、自分で判断できる力を身につける必要性あると思う。
また、私自身も10月に是非、この北川景子主演のドラマを見て、真実を発信することの重要性を認識し、今後のブログ発信に繋げていきたい。