5月3日、日本列島各地で最高気温30℃以上を記録した。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/data00.html
真夏日は最高気温30℃以上であり、熱中症による救急搬送が発生し始める。
ほんの数日前まで最低気温が1桁台の所があったにも関わらず、この急激な温度差で体調を崩してしまうのだろう。
熱中症とは夏限定の症状ではなく、春の時期のも注意する必要がある。
5月の熱中症の事例
2019年の5月から9月にかけて、熱中症による救急搬送された人員は以下のとおりである。(総務省消防庁より)
2019年5月 4,448人(内、死亡8人)
2019年6月 4,151人(内、死亡5人)
2019年7月 16,431人(内、死亡25人)
2019年8月 36,755人(内、死亡78人)
2019年9月 9,532人(内、死亡10人)
本格的な夏を迎える前の5月、6月にも熱中症により救急搬送された人は一定数いることがわかる。
原因と対策
5月に熱中症になりやすい原因として、暑さに慣れていない時期の気温上昇により、体が適応できず、熱中症になりやすいことが挙げられる。
1日の寒暖差、数日間の寒暖差があると、体が気温上昇についていけないことがある。
では、この時期の熱中症を避けるにはどうすればいいか?
①天気予報で気温をチェックし、脱着しやすい服装を選ぶ
朝晩と昼間の寒暖差が大きい日もあるので、脱着が容易な服を着用する。
②運動や風呂で汗をかく
ジョギングや長風呂等により、汗をかく体にし、熱が体に溜まらないようにする。
③こまめに水分補給する
これは夏場同様に重要。春だからのどに渇きを感じないことあるけど、こまめに補給する。
④日差しを避ける
これも夏場同様に重要。日中はなるべく日陰を選んで歩く。
まとめ
この連休中、天候が非常によく、30℃を超える所が多々あるが、今から熱中症対策をしておくことが、健全である為に非常に重要である。
「5月だから」「ついこの前までは涼しかったから」といって油断することなく、今から心掛けるようにしていきたい。