2020年、日本で新型コロナウイルス感染拡大が始まり、約3年。
国内1日あたりの新規感染者は数千人となり、このGWも各行楽地が賑わいを取り戻しつつあり、回復の兆しが見え始めているように思われる。
第8波が「収束」しているのか、「終息」しているのか?
収束と終息
収束・・・分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。
終息・・・続いていたことが終わること。
(Goo辞書より)
新型コロナウイルスにおいて、感染症が完全制圧した場合が「終息」であり、社会的状況が落ち着き、ほぼ事態が収まってきた場合が「収束」、と言えるのだろう。
現状、2類から5類への移行、マスク自由化、行動規制緩和、等の状況からすると、「収束」はしているが、まだ「終息」には至っていない、と考えられる。
終息はいつ?
ウイルス感染症が終息するには、ある集団の7割が抗体を持つことが必要である。
それは、7割の方が感染し抗体を獲得した時点か、新たに開発されたワクチンが投与され抗体が確立した時点ということであり、それまでウイルスはいなくなることはなく、感染症は必ず続くことになる。
感染には、ウイルスの種類、国民の免疫の状態、また、気候の影響(冬季に流行が拡大しやすい)、といったことが絡んでくる為、今後、流行する可能性も考えられる。
現時点で、「収束」の見通しはたったのかもしれないが、「終息」はまだまだ、といったところです。
まとめ
第8波は、「収束」しているかもしれないが、「終息」ではない。
行動規制が緩和されつつあるが、引き続き、感染対策に抜かりない様、気をつけていきたい。