全米オープンテニスで、大坂なおみ選手が優勝。
日本人初の4大会制覇となった。
決勝戦では、元世界女王のセリーナ・ウィリアムズと、夢の対決となり、6-2、6-4とストレートで下し、20歳でグランドスラム制覇という日本人史上初の偉業を成し遂げた。
大坂なおみ選手について
(Wikipediaより)
生年月日 1997年10月16日
出身地 大阪府大阪市
居住地 アメリカ合衆国
身長 180cm
体重 69㎏
父親は、ハイチ共和国出身でアメリカ合衆国のニューヨーク大学で学んだあと、13年間日本に在住で、ハイチ系アメリカ人。
母親は、北海道根室市出身の日本人。
大坂なおみ選手は、2001年にアメリカへ移住。
ニューヨーク州のエルモントに住み、全米オープンの会場となるナショナルテニスセンター等で毎日6時間近く練習。
日米二重国籍であるが、父親が「テニス選手としての国籍」において、日本を選択。
ただ、アメリカ在住期間が長く、日本語より英語の方が流暢である。
「我慢」と「正夢」で勝ち進む
大坂なおみ選手は、戦うごとに成長し、結果、勝ち進むことができた。
意識していることは、「我慢」と「正夢」。
全米オープン制覇という目標に対し、たとえ逆境に立たされても、粘り強く戦い続けられるか(我慢)、また、常に制覇する自分を意識し続け、実現させること(正夢)。
大坂なおみが精神的に強いのは、こういったマインドが出来ているのではないかと思われる。
ブーイングは何故起こったのか?
今回、元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)にストレート勝ちし、快挙達成した大坂なおみ選手。
ただ、試合後の表彰式は、異様な雰囲気に包まれた。
実は、この決勝戦の試合、セリーナ・ウィリアムズは、主審の判定に納得いかず、精神的に荒れ、ラケットを叩きつけて折ってしまった。
こういった出来事により、表彰式では、歓喜のムードというより、ブーイングが響き渡ってしまった。
せっかくの決勝の舞台。
審判は正しいジャッジをすることが求められるのと同時に、試合をコントロールすることが責務であることを、常に念頭におく必要がある。
まとめ
20歳にして様々な快挙を成し遂げた大坂なおみ選手。
これまでの弱い自分を、強い自分に変え、偉業を成し遂げられることは素晴らしい。
まだまだ若いので、これからも自分の腕を磨きつつ、相手がどうあれ、自分ができることにフォーカスし、全力で取り組んでいってもらいたい。