「大雪」「集中豪雨」「猛暑」等、の異常気象。
国内外問わず発生する異常気象と、発生する被害について、考えてみた。
異常気象について
2018年、冬は「大雪」による被害、夏は「集中豪雨」「猛暑」による被害が、日本各地で発生している。
7月に入ってからは、西日本・四国の広範囲に及んだ集中豪雨は発生した。
また、1週間程前から、日本各地で「猛暑」(最高気温35℃以上)を記録している。
これらは、近年進んでいる地球温暖化と関係しているのだろうか?
地球温暖化について
地球温暖化とは、地球表面の大気や海洋の平均温度が上昇することであり、大気中のCO2濃度(温室効果ガス)が増加し、温室効果により温かくなることである。
この100年間でのCO2濃度は300ppmから400ppm以上に増え、その中で人間の排出したCO2濃度の増加は(100年前に対し)約40倍と言われている。
ただ、人間のCO2排出量を減らしても、どの程度、地球温暖化が減らせるか、わからない。
20世紀半ばから見られている平均気温の上昇は、人為的な温室効果ガス増加による可能性がかなり高いと言われている。
温暖化の及ぼす影響として、海水面の上昇、水温上昇、生態系への影響(光合成の活性化、サンゴの白化等)、水資源の枯渇、等ある。
また、地球温暖化により、猛烈な熱帯低気圧が発生することもあり、台風・豪雨といった被害が発生する。
今回の自然災害について
今回の西日本豪雨により、被災された方々に対し、深くお見舞い申し上げると共に、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
今回の豪雨は、同じ場所に停滞した梅雨前線に向かって、過去に例がないほど大量の水蒸気を含む空気が流れこんだことが原因とみられている。
ただ、近年各地で相次ぐ大雨について、地球温暖化による海水温の上昇との関連性は不明である。
気象庁によると、温暖化により海水の蒸発量が増えると、大雨が発生しやすい環境になるとのことで、警戒を強めている。
最後に
ここ近年、各地で様々な自然災害が見られるが、いつ、どこで発生するか、全く予想できない。
昨日まで平穏であった街が、災害で突如、一変してしまうことがある。
自然災害に備えるには、まず、各々の自然災害というものを知ることである。
(地震、津波、台風、雨雲の動き、等)
そして、「日頃からの心構え」が重要であり、非常用の「物」だけでなく、「知識」や「意識」も備えることが重要である。
それと、自然災害が起きた時の、「落ち着いた行動」が、被害を最小限にすることができる。
日本は、国土の半分以上が山であり、自然豊かな国である反面、災害が起きやすい国でもある。
何が起きるかわからない、という意識の下、冷静に対応できるようにしていきたい。