サッカーのスペイン代表で、7月にJリーグのヴィッセル神戸に加入したばかりのMFイニエスタ選手。
7月18日に来日し、そのわずか4日後の7月22日にJ1リーグの湘南ベルマーレ戦(ホーム)に途中出場を果たし、7月28日に柏レイソル戦(ホーム)で先発し82分までプレーした。
しかし、7月28日の柏レイソル戦終了し、2時間後、クラブから1枚のリリースが届いた。
それは、
MFアンドレス イニエスタ選手のスペインへの一時帰国について
MFアンドレス イニエスタ選手が家族と再来日するために、スペインに一時帰国することをお知らせいたします。
なお、8月頭に再来日する予定です。
https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/15060.html
イニエスタ選手について
本名 アンドレス・イニエスタ・ルハン
国籍 スペイン
生年月日 1984年5月11日
所属クラブ 2002年~2018年 FCバルセロナ
2018年7月~ ヴィッセル神戸
ポジション MF
身長 171cm
体重 68kg
スペインの名門クラブ「FCバルセロナ」で長年プレーし続けたイニエスタ。
2018年5月24日、ヴィッセル神戸に加入することが正式に決定。
その後、FIFAワールドカップロシア大会に、スペイン代表選手として出場。
グループリーグでは、ポルトガル、イラン、モロッコと同組で、1勝2分けのグループ1位で決勝トーナメント進出。
決勝トーナメント1回戦で、開催国ロシアに敗れ、イニエスタは代表からの引退を正式に表明した。
そして、今後の戦いの場を、日本に移すことになった。
ヴィッセル神戸 どうなるか?
7月28日の柏レイソル戦後、そのまま空港に直行し、スペインに帰国した。
帰国理由は、家族をつれてくる為である。
再来日は、8月頭であり、具体的日程は未定である。
ただ、8月1日にはセレッソ大阪戦(アウェー)、8月5日にはFC東京戦(アウェー)があり、物理的にこの2試合は、欠場が濃紺である。
両試合とも、イニエスタ効果でチケットは完売となっている。
あまりにも急な知らせであり、ファンは困惑しているが、これはイニエスタに罪はない。
ファンが購入したのは、あくまでヴィッセル神戸のチケットであって、イニエスタのチケットではない。
ただ、ファンに対してはともかく、チームメートには、入団時、本件が知らされていたかどうか、甚だ疑問である。
やはり、シーズン途中で入団してきたこともあり、チームとして、戦術面の確認や、選手の特徴を把握することが重要である時期に、入団わずか2試合で抜けるとなると、チームに大きな影響を及ぼしてしまう。
今後、チームは、どうなっていくのやら・・・
まとめ
これまで長年プレーし続けた「スペイン」を離れ、「日本」という全く新たな場所で始動したイニエスタ。
文化・風習や、サッカー環境が、これまで慣れ親しんできたものと全く異なり、数々の不安要素を抱える中、やはり、家族の存在は大きいと思う。
家族の支えがあってこそ、プレーヤーとして輝けるのではないかと思う。
家族とともに日本に無事戻ってきて、1日でも早く「日本」の環境に慣れること、そして、ヴィッセル神戸が優勝を狙えるチームになることを願いつつ、今後の活躍を期待しております。