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池田太監督率いるヤングなでしこがW杯初制覇! 強さの秘訣は?

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池田太監督が率いるサッカー20歳以下日本女子代表(ヤングなでしこ)が、8月24日フランスで開かれている2018FIFA U-20女子ワールドカップ決勝で、スペイン女子代表と対戦。

3対1で、スペイン女子代表を破り、U-20女子ワールドカップ初優勝を果たした。

 

 

これで、なでしこジャパン3世代で女子W杯を制覇したことになる。

フル日本女子代表  2011年女子W杯制覇(開催地:ドイツ)

U-20日本女子代表  2018年U-20女子W杯制覇(開催地:フランス)

U-17日本女子代表  2014年U-17女子W杯制覇(開催地:コスタリカ)

 

全ての年代でW杯制覇という偉業達成!

今回のW杯で活躍した選手は、おそらく、2011年女子W杯制覇の快挙を見て育った世代であると考えられる。

また、2019年フランス女子W杯、また2020年東京五輪に出場する選手が出てくることが予想される。

今後、再び女子サッカー人気を取り戻せるか?

 

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池田大監督について

(Wikipediaより)

生年月日  1970年10月4日

出身地  東京都小金井市

身長  178cm

体重  68㎏

ポジション  DF

 

1993年~1996年 浦和レッズに所属。

1996年 現役引退

1997年~ 浦和ユースコーチ

2002年~ アビスパ福岡コーチ

2017年 U-19女子代表監督に就任

 

現役プレーヤーとしての活躍は短い時間であった。

現役引退後、若くしてコーチに就任し、指導者として長年活躍。

 

今回、優勝を決めた直後のインタビューでは、

「選手たちはよく戦ってくれましたし、日頃から選手を育ててくれた皆さん、女子サッカーに関わっている皆さんに感謝とおめでとう、いろいろなことを伝えたい」

「このチームがスタートした時に、選手たちが世界一になりたいという目標を自分たちで掲げたので、その手伝いができたと思います」

「(この歓喜を)サッカーに携わっている皆さん、そして今からサッカーを始めたいと思っている女の子にも伝えたいです」

 

優勝を決めたからといって、有頂天にならず、主役である選手の功績を称え、選手に対するリスペクトを欠かさない。

自分が監督就任後、選手とともに優勝を目指していた。

この偉業により、今後の女子サッカーの発展につなげていきたい。

という姿勢が、このインタビューから感じられる。

1人の人間として、選手を受け入れるだけの器の広さがある方である。

 

(サッカーキングより)

https://twitter.com/SoccerKingJP/status/1033092224391598080

 

強さの秘訣は?

今回の偉業を成し遂げた要因は色々考えられるが、なでしこの強さの秘訣は、「粘り強さ」ではないだろうか?

このスペイン女子代表との決勝戦、フィジカルで上回るスペインに対し、日本はプレッシャーをかけ続けたり、すばやくシュートコースに入って相手の攻撃の勢いを止めたり、GKのファインセーブにあったり、・・・

11人全員が同じ意思を持って動いていることが感じられた。

また、相手が強いからといって、守備一辺倒になるのではなく、チャンスがあれば攻撃に出て、遠くからでも積極的にシュートを打つ。

前半38分の宮澤選手の先制ゴールは、理想的な時間、理想的な形で生まれた先制点であった。

また、後半12分の宝田選手のゴールは、まさにパスワークの連携の良さから生まれた追加点であった。

 

この決勝戦の試合を見ている限り、チームとして機能していた。

これは、監督の采配による影響、また、選手各人が「チームの為に動く」意識を持って試合に望んでいたのではないかと思われる。

まとめ

今回、U-20として初めて世界一に登りつめたヤングなでしこジャパン。

この頂点に至る2年前、悔しい思いをした選手がいた。

2年前の2016年のU-17女子W杯でも決勝進出したが、PK戦の末敗れ、準優勝に終わったメンバーの1人、長野風花選手。

最優秀選手賞を授与したにもかかわらず、彼女に笑顔が見られなかった。

 

それから2年後、決勝戦の舞台に立ち、ダメ押しの3点目のゴールを叩きこむ活躍を見せた。

優勝を決めた直後の彼女のインタビューの言葉、

「みんな仲良くて、みんな頑張っていて、解散するのが寂しいですけど、大好きなチームの一員で戦えて良かった」

から、今回のチームとしての絆の深さや、チームに対する愛着心があることがが伺える。

長野選手に限らず、今大会に出場した選手から、2019年フランス女子W杯、また2020年東京五輪で、日本旋風を巻き起こしてくれる選手が出てきてくれることを心より願っております。

 

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