9月16日に引退した安室奈美恵のラストライブが、9月15日、沖縄県宜野湾市のコンベンションセンターで行われた。
今回、ラストライブということで、県外からも様々な方が沖縄を訪れた。
ただ、沖縄は周囲を海で囲まれた離島であり、こういった大きなイベントで数多くの訪問者を受け入れるにあたり、様々な事前準備やインフラ面の対応が求められる。
そこで、今回の安室奈美恵のラストライブはどうだったのか、調べてみた。
イベント内容
下記HPより引用
http://www.okinawatimes.co.jp/common/otp/feature/hanabishow/pc/index.html
スケジュール
2018年9月15日(土)
WE ♥ NAMIE HANABI SHOW 前夜祭 ~I ♥ OKINAWA/I ♥ MUSIC~ supported by セブン-イレブン
- 会場:沖縄コンベンションセンター展示棟(沖縄県宜野湾市)
- 開場:17:00 / 開演:18:00
- 出演:BEGIN MONGOL800 平井堅 ジョリン・ツァイ(蔡依林) 安室奈美恵
2018年9月16日(日)
WE ♥ NAMIE 応援上映 supported by セブン-イレブン
- 会場:沖縄コンベンションセンター展示棟
- ライブ映像:namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜
- [第1回上映] 開場10:30 / 開演11:00 (14:00終了予定)
- [第2回上映] 開場14:30 / 開演15:00 (18:00終了予定)
- ※安室奈美恵本人の出演はございません
- 会場:沖縄コンベンションセンター劇場棟
- ライブ映像:namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA
- [第1回上映] 開場09:30 / 開演10:00 (12:00終了予定)
- [第2回上映] 開場12:30 / 開演13:00 (15:00終了予定)
- [第3回上映] 開場15:30 / 開演16:00 (18:00終了予定)
- ※安室奈美恵本人の出演はございません
2018年9月16日(日)
WE ♥ ︎NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン
- 会場:宜野湾トロピカルビーチ特設会場
- 開場17:30 / 開演19:30 (20:30終了予定)
- *雨天決行、荒天中止
- ※安室奈美恵本人の出演はございません
安室奈美恵出演のラストライブ以外に、この2日間で、宜野湾市のライブ会場周辺で、様々な催し物が、開催された。
両日とも、県内外問わず、多くの人で賑わった。
会場へのアクセス手段
沖縄は、鉄道が通っておらず、モノレールも那覇市内しか通っていない。
那覇市内から宜野湾市のコンベンションセンターまでの主な交通機関は、路線バスとなる。
沖縄バスは、今回のイベントの為、往復計21便を増便して対応。
http://okinawabus.com/wp/ma_news/6359/
また、那覇市内にある大手レンタカー会社では、所有する約1300台が、9月14日までに全て稼働していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00000016-sanspo-musi
宿泊ホテル
会場に隣接する「ラグナガーデンホテル」(全303室)、国道を挟んで南側に位置する「ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス」(全177室)も満室状態。
また、那覇空港周辺や那覇市内のホテルは、1泊2万円以上する高級ホテルを除き、ほぼ満室状態。
今回のラストライブでの観客動員数は、正式に公表されていない。
しかし、2017年に行われたデビュー25周年沖縄野外ライブの情報によると、2daysライブが行われ、1日あたりの動員数は2.6万人とのこと。
今回のラストライブは、これ以上の動員数があったと推定され、宜野湾市や那覇市内のホテルだけでは不足していた可能性も考えられる。
ただ、ホテルは予約できなくても、レンタカーの予約ができていれば、会場から遠方のホテルに宿泊することも可能。
他のイベントへの対応について
他に、沖縄県外からも数多く訪れるイベントとして、毎年12月に行われる、「NAHAマラソン」がある。
この大会、私自身も2年前に参加したが、参加人数(25,000~30,000人)のうち、半数弱が、県外からの参加となる。
飛行機、ホテルとも、早くから予約を抑える必要がある。
沖縄県のホテルは、約3ヶ月前から予約可能な所が多く、那覇市内のホテルは早く申し込まないと、すぐ予約が埋まってしまうので、注意する必要あり。
那覇市内のホテルの予約がとれないと、会場から遠いところのホテルに宿泊せざるを得ず、マラソン当日の朝の移動が大変になる。
スタート・ゴール地点は、奥武山陸上競技場となっており、モノレールでアクセス可能な為、モノレール沿線のホテルを抑えれば、問題はない。
ちなみに、2年前参加したNAHAマラソンでは、スタートの2時間ほど前から、モノレールは増発していた。
まとめ
離島・沖縄で数多くの人々が詰めかけるイベントでは、様々な対応が求められる。
県内のアクセス面(空港や那覇市内から各会場への移動手段)は、ある程度できていたと思われる。
ただ、県外からのアクセス面や、宿泊施設数ついては課題がある。
沖縄は、広大で陸続きの本州とは違い、県外からのアクセス手段や宿泊施設が限られている。
各地から那覇への飛行機の便は多く出ており、また那覇市内にホテルは数多くあるが、こういうイベント時には、必ずと言っていいほど混雑する。
今後は、イベント時の飛行機の増便であったり、また宿泊施設の増設、といった対応が求められるであろう。
また、こういうイベント開催の為、県外から沖縄に訪れる人は、(チケットとれるかどうかは別にして)イベントの日程が決まった段階で、航空券・ホテルの予約をしておいた方が、賢明ではないかと思う。