2015年5月3日から7日まで、ウラジオストクを訪問しましたので、ご紹介します。
ウラジオストクについて
ロシア極東部に位置する都市。日本からは最も欧州に近い都市と言われており、かつては、富山県との間に定期旅客船が就航していたが、現在は運航休止。
航空便は、現在、成田との間にS7航空(シベリア航空)の直行便が就航。
ウラジオストクは、シベリア鉄道の東方の始発駅となっており、西方のモスクワ(首都)まで、約9,300㎞もあり、世界最長の鉄道となっている。
訪問したきっかけ
日本から地理的に近い所であり、かつて日本とロシアとの交流が行われていたこともあり、街自体を知りたい、またロシア文化に日本文化がどう融合されているのか知りたい、と思った。
なので、観光したいところは特になく、街並みを散策し、ロシア文化に触れたいと思い、訪問した。
ウラジオストクの観光
ウラジオストクの街で、目に光るのは、何といっても、入江になっている金角湾の横断橋から見渡す光景。
海岸線には埠頭や造船所が立ち並び、湾には様々な貨物船や軍船が停泊し、丘の上には欧州の雰囲気が漂う住宅街が見渡せる。
また、シベリア鉄道の始発駅であるウラジオストク駅も見渡せる。
後、プラス1週間、休みあれば、シベリア鉄道乗って、ツンドラ地帯を横断し、モスクワまで行ってみたい、と思いつつ・・・
食事について
アジアからの訪問者が多いせいか、街中には、日本料理、韓国料理、中国料理の店が多い。
それぞれ食べたが、中でも、韓国料理の焼き肉のボリュームは凄かった。(何とか、全部食べ切りました。)
店員も、(片言ではあるか)それぞれの国の言葉を話していた。
なお、ロシアの郷土料理といえば、ブリヌイ(パンケーキ)、ペリメニ(餃子)、ボルシチ(スープ)、等ありますが、いずれも、私の口にあわず・・・、残念。
その他
日本から近いということもあり、日本車の多さが目立っていた。(特に、トヨタ、マツダ)
ソ連崩壊後は、日本の中古車の輸入が多く、極東での一大市場となっているそうである。
2018年のFIFAワールドカップは、残念ながら、極東では開催されない。もし、ウラジオストクで開催されるとなると、(日本戦でなくても)日本人観戦客が多くいたかもしれない。
観光したいところはなくても、ただ、欧州の文化に触れてみたい、街並みを散策してみたい、また日本とロシアの関係を知りたい、とお考えの方、是非訪れてみて下さい。
成田(日本)から、たった2時間のフライトで、欧州に着いちゃいますから。