ワールドカップに臨む日本代表について
ワールドカップに向け、サッカー日本代表がスイス代表と親善試合を行い、0-2で完敗した翌日、日本代表一行は、合宿地であるオーストリアのインスブルック郊外のゼーフェルトに戻り、OFFの時間が与えられた。
親善試合の結果が芳しくなく、メディアやファンから批判や落胆があり、その矛先が監督に向けられている感がある。
また、選手にとって、体を休ませるだけでなく、メンタル面も休ませ、いかに本大会に向けてベストのコンディションで臨めるかが非常に重要である。
それにしても、日本代表合宿の映像を見ると、練習場が美しいアルプスの山並みに囲まれており、素晴らしい環境である。
そこで、オーストリアのインスブルック、ってどんなところなのか、調べてみた。
インスブルックについて
(ウィキペディアより)
オーストリア共和国の都市で、チロル州の州都である。北はドイツ、南はイタリア、西はスイスに囲まれている。
海岸から遠く、大陸性気候である。冬はヨーロッパの大半の主要都市に比べて寒く、雪が降る。夏は気温変化が激しい。(日中で暑いときは34℃に達することもある。夜間は平均12℃と涼しい。)
風光明媚な観光地として、またウィンタースポーツの地として世界的に知られており、1964年と1976年に五輪が開催された。
(ちなみに、合宿地の練習場は、標高約1,200mのリゾート地であり、スキージャンプ台のすぐ下に位置する。
そのジャンプ台は、高梨沙羅が2012年に冬季ユース五輪で使用したものであり、当時中学生の高梨は、この地で金メダルを獲得した。)
テレビの映像を見ていると、このインスブルックというところは、夏冬ともに年中、合宿地やリゾート地として、賑わいそうな感じを受けた。
私自身、欧州の中央部は訪れたことがないので、インスブルックの様なリゾート地は、是非、訪れて美しい山並みを背に、のんびりと過ごしてみたい。
日本代表の今後
明日からインスブルックでの合宿を再開し、12日に本大会前最後の親善試合、パラグアイ戦に臨む。
その翌日13日には、ワールドカップ中のベースキャンプ地となるロシアのカザン入りする。
日本代表の選手にとって、このインスブルックでの合宿は、標高の高いところで心肺機能が鍛えられ、また美しいアルプスの山並みに囲まれたところで集中して練習でき、本大会前に良い調整ができているのではないかと思う。
親善試合の結果を深く気にすることなく、後1週間後に迫った本大会で躍進してもらいたい。