旅人とは
人間には、2通りのタイプがある。
一方は、環境や習慣の変化を好まず、いつも決まった行動をとりたいと思う人。
もう一方は、自分の知らない世界を求め、常に新たな刺激の中に身を置きたいと
思う人。
前者は、今の居場所で何かを成し遂げる人。
後者は、新たな場所を探し求めて何かを成し遂げる人。
前者は、同じ会社・組織に居続けたい人。
後者は、会社・組織にとらわれたくない人。
前者は、予め定められた環境下で何かをやる人。
後者は、自分で新たな環境を切り開いていく人。
前者は、現状維持バイアスを持った人。
後者は、チャレンジ精神を持った人。
前者は、居住者。
後者は、旅人。
私自身の望むスタイル
私自身、どちらがいいか、と問われれば、常に後者でありたいと思う。
色々なことを経験し、未知なることにチャレンジし、自分の知らない世界を訪れ、色々な文化に触れ、色々な人と接することで、様々な刺激を受けること。
これが、自分の理想とする人生であり、自分が望んでいることである。
限られた人生のなかで、できること、やれることには限りがある。
ただ、その中で、できるだけ様々な経験・体験ができれば、人生そのものに変化があって有意義になるのではないかと思う。
同じ環境下に居続け、いつも同じ人と接していると、考え方や習慣が固執してしまうことがあるし、他人に責任を求めてしまうことがある。
時には自分自身の現状を見直し、自己責任で、新たな環境を切り開くことができるかどうか、新たなことにチャレンジできるかどうかが、重要ではないかと思う。
他人から与えられた環境は、自分自身、満足いく人生が歩めないし、不満も多々出てくる。
自分が築き上げた環境は、たとえ壁にぶち当たったとしても、自分で切り開いていくことが出来る。
重要なのは、自分自身が納得して何かを成し遂げることができるかどうか、また自己責任で成し遂げることができるかどうか。
環境を変えるという「選択」をすること、新たなことに「チャレンジ」すること、これらは、他人にゆだねることではなく、自己責任で行うことである。
時には、困難な壁にぶちあたることもある。
時には、他人から誹謗中傷をあびたり、嫉妬心を抱かれることもある。
時には、自分の選んだ道が正しいかどうか、疑心暗鬼になることもある。
しかし、自分が納得した上で「選択」したことに対しては、自己責任で行い、様々な課題を自ら解決していけるのではないかと思う。
新たな刺激を求める人は「旅人」である。
これからも、旅人でいたい。