2013年8月10日から12日まで、与那国島を訪問しましたので、ご紹介します。
与那国島について
八重山諸島の最西端に位置する島。沖縄県の最西端でもあり、日本の最西端でもある。
台湾までは約110㎞の距離である。日本最西端の碑のある西崎からは、天気が良ければ台湾の島影を見ることができる。
空路では、新石垣空港から、琉球エアーコミューターで約30分。フェリーも出ているが、週2便しかない。
今回、島の風情を堪能すること、また、ダイビングで海底遺跡を見てみたいと思い、訪問した。
与那国島一周
琉球エアーコミューターで与那国空港に到着し、祖納集落(島中心部)の宿に荷物を置き、レンタルバイクにて島内を一周(約25㎞)。
宿泊した宿は、祖納集落にあるバックパッカー向けの「ゲストハウスFiesta」。
島の東端の東崎には、なだらかな牧草地となっており、放牧されている馬や牛を間近でみることが出来る。また、断崖絶壁の下に広がる美しい海の景色が堪能できた。
また、島の南側に、ドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影地となった診療所の建物が残っている。
島の西側の西崎には、日本で最後に夕日が見れる丘の石碑があり、きれいな夕日が眺められた。
島中央部には、サトウキビ畑が点在しており、この島の主要農業であることがうかがえた。
海底遺跡
与那国島のダイビングスポットとして有名なのが「海底遺跡」。
島の南岸に位置し、全長100m以上あるが、自然にできたものなのか、人工でできたものなのか、よくわからず、現時点で遺跡と認定されていない。
私が実際に潜って間近で見た感じでは、人工物らしきものが見当たらず、岩壁等の形が何かしらの構造物(城門、階段等)に似ており、その構造物が、ただ「遺跡」と名づけられたのでは、と考えている。
これについては、今だ結論は出ていない。
まとめ
与那国島は、環境客として訪れる人は少なく、ダイビングやシュノーケリング目的で訪れる人が多い島であった。
この島は黒潮が流れている影響もあり、ダイビングでは大小様々な海洋生物を見ることができた。
(海底遺跡以外に、島北側のダンノ浜のスポットでも潜った。)
また、島自体、こじんまりとしており、島の人が温かく出迎えてくれ、気持ちよく過ごすことができた。
なお、飲食店やスーパー(個人商店)は、祖納集落、久部良集落にしかなく、それも地元民向けの店であり、観光客にとって、物足りなさや不便さを感じることはある。
ただ、私自身、これは離島そのものの文化であると受け入れ、本土では味わえない離島ならではの魅力である、と感じている。
他のダイビングスポットも潜ってみたい為、この島には、是非、再訪したい。