10月20日、27日、女優の北川景子主演ドラマ「フェイクニュース」(NHK総合)を見た。
ネット上で様々な情報が飛び交う中、私自身、本ブログの在り方について、色々考えさせられた。
ドラマ「フェイクニュース」より
北川景子は、大手新聞社からネットメディアに出向してきた、「東雲樹」という女性記者を演じていた。
SNSで話題になった「カップうどんへの青虫混入事件」について、その真相を調べるべく、現場に出向き、事情調査し、裏ドリした上で、記事を投稿していた。
それは、大手新聞社としての在り方である。
しかし、ネットメディアは、大手新聞社と違い、誰でも簡単に記事作成し、発信することが可能である。
発信する側の真相として、「真実の情報なのかどうか」よりも、「読者が知りたい情報なのかどうか」が重要と考えている。
事実を確認することなく、PV(ページビュー)数を稼ぐことだけを目的としたフェイクニュースが氾濫している実情に対し、果敢に抵抗し、自分のやり方を貫く北川景子。
私自身、この姿に潔さを感じた。
私のブログの在り方について
私自身、このドラマを通じて、様々なことを考えさせられた。
以前、本ブログで、私自身のブログ投稿の目的について明記した。
それは、
「様々な人に対し、様々な価値を提供する」
ことであり、これは、当時と変わっていない。
(価値に関する内容は、過去の投稿記事参照)
https://nomado-mori.com/569.html
我々ブログ投稿者は、様々な読者に対し、様々な価値を提供することにより、PV数を獲得し、報酬を得ている。
報酬を得るということは、発信した内容に対し、責任を伴うことである。
発信した情報により、多くの人を洗脳させること、またある人の人生が変わってしまうことは、往々にある。
確かに、これだけSNSは発達したこの御時世、様々な情報が飛び交う中、その真偽を判断するのは、読者自身の責務、という考え方もあるかもしれない。
溢れる情報を取捨選択する力が必要かもしれない。
だからといって、発信する側が、無責任に嘘の情報を流すことが決して良いとは思わない。
大手会社の新聞・雑誌等が有料なのは、真偽の判断を新聞社が行っているからであり、我々は疑いもなく、情報として入手できる。
裏の取れた正確な情報に対し、「価値」がある。
では、ネットメディアの「価値」は何なのか?
間違っても、真偽の不明確な情報ではない。
ネットメディアの「価値」、それは、発信者の考え方、思い、ではないかと思う。
ある事実に対し、発信者はどう考え、どう思っているかを、不特定多数の人に伝えていくこと。
そして、様々な読者に対し、共感が得られること。
これが、(ただ事実を述べるだけの)新聞や雑誌にはできない、独自の「価値」を提供すること、に繋がるのではないかと思う。
世界中にたった1人しかいない、「自分」を発信し続けること。
それに対し、共感してくれる人がいるからこそ、PV数獲得に繋がるのではないかと思う。
そうすれば、ネットメディアは、新聞・雑誌に代わるメディアとして、末永く重宝し続けることになるだろう。
まとめ
私自身、この北川景子主演ドラマから、ネットメディアの在り方について、様々なことを考えさせられた。
今後、本ブログで、「自分」を発信すること、様々な「価値」を提供することに主眼を置き、投稿していくので、楽しみにして下さい。