自分らしい人生とは
自分らしい人生を送るにあたり、常日頃から、意識していることが、2つある。
「自分は、何をしなければならないか」
「自分は、何をしたいのか」
この2つが明確であれば、どういうことに時間を費やすべきか、どういうことにお金を投資するべきか、が明確になる。
前者は、仕事であったり、家事・育児であったり、衣食住、等がある。
後者は、自分の趣味であったり、自己啓発であったり、気心知れた仲間との交友、等がある。
自己実現にあたり
会社という組織の中、また、複数の友人がいる中では、自然と「群集心理」というものが醸成される。
これは、群集(集合体)を構成する人々の様々な感情や観念が同一の方向に収束するものであり、群集で何か1つの大きな目標を達成するにあたり、非常に重要なことである。
ただ、それは、大きな目標があって、それに対し、群集の中の個々人が皆、同じベクトルに向かおうとする願望(達成したいという気持ち)を持っており、また、自分自身の役割(しなければならないこと)を意識していることが大前提となる。
これらがないと、群集の中で、ただ単に周囲の人間や組織の方針に振り回されることになり、最終的に、「自分」を殺して行動してしまうことになる。
私自身の考え方として、「自分」を犠牲にしてまで、他人から認められたいとは思わないし、周囲の人間に迎合したいとは思わない。
また、「自分」を犠牲にしてまで、群集の大きな目標に貢献できるかどうか、甚だ疑問である。
私自身、これまで色々な人と出会い、話したり、共に行動したりしてきたが、自分らしい人生を歩んでいる人は、生き生きとしており、人的魅力が感じられる。
逆に、自分らしい人生を歩んでいない人は、どこかギスギスしており、群集の中で、「しなければならない」ことに振り回され、それを他人に強制しようとする。
他人から強制された物事に対し、はっきりいって魅力を感じられないし、進んで貢献しようとは思わない。
結果的に、他人から強制されたことは、自分にとって、無駄な時間であったり、無駄な投資であったりすることがある。
なお、当然であるが、生きていく上で、「しなければならない」ことは数多くある。
ただ、その「しなければならない」ことに対し、自分自身がどうとらえるか、またそれをどう他人に伝えられるのか(強制するのか、説明するのか)、今後の信頼関係構築にあたり、非常に重要なことである。
群集心理というものは重要であるが、それ以前に、まず自分自身、自分らしい人生を送ることができるよう、日々鍛錬していきたい。