11月、大相撲九州場所で初優勝を果たした小結・貴景勝。
冬巡業が12月2日、長崎県立総合体育館で始まり、貴景勝も臨んだ。
貴景勝について
(Wikipediaより)
貴景勝 光信(たかけいしょう みつのぶ)
本名 佐藤 貴信(2016年11月場所まで)
貴景勝 光信(2017年1月場所以降)
生年月日 1996年8月5日
出身地 兵庫県芦屋市
身長 175cm
体重 170㎏
所属部屋 貴乃花部屋 ⇒ 千賀ノ浦部屋(2018年10月以降)
初土俵 2014年9月(秋場所)
高校在学中(埼玉栄高校)に角界入りした力士。
初めて番付に名前が載った2014年11月場所は、7連勝で序ノ口優勝。
相撲界の新生として、その後、幕内、十両、幕下等で優勝。
若くして相撲界を牽引する素晴らしい活躍を遂げてきた。
貴乃花親方との関係は?
貴景勝は、元々、貴乃花部屋に所属。
貴乃花親方との初対面は小学校4年生の時で、この頃の佐藤家は、貴乃花親方の後援会に入会する程の貴乃花ファンだったそうである。
この頃から、角界入りを強く意識し出し、2014年9月場所で、高校在学中であるにも関わらず、貴乃花部屋に入門。
貴乃花親方に弟子入りし、2016年3月には、幕下での優勝を果たし、十両昇進を果たした。
そして、2017年1月、新入幕入りを果たし、四股名「貴景勝」が与えられた。
(貴乃花親方が好きな戦国武将、上杉謙信の後継者、上杉景勝という武将の名前を由来とするもの)
2018年10月1日付けで、元貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職。
それにより、貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へと所属先が変更となった。
新しい部屋に変わって環境が激変した中、1ヶ月半というわずかな期間を経て、悲願の初優勝を成し遂げるのは、素晴らしい!
まとめ
元貴乃花親方が日本相撲協会を退職。
また、その後、元貴乃花親方と元フジテレビアナウンサーの景子夫人との離婚。
これまで貴乃花部屋で育ってきた貴景勝にとって、痛すぎる出来事であっただろう。
環境が激変し、精神的に落ち着かない状況下、自分を見失わず、平常心を保ちながら、目の前の力士と対峙する。
このメンタル面での成長があったからこそ、優勝できたのではないか、と思う。
この土俵外での騒動に対し、
「自分の力の及ばないことは考えてもムダ。ならば土俵のことに集中しよう。」 (日刊ゲンダイより抜粋)
と考え方を改められることが、一流と評される人間の考え方ではないか、と思う。
今後の活躍を期待しております。