休養とは
今、日本はゴールデンウィーク中である。
会社員として、日々仕事していると、休養の重要性を常々実感する。
休養には、2種類がある。
1つは、「体の休養」、もう1つは「心の休養」。
「体の休養」は、日頃の仕事で疲れた体を休ませることであり、日頃の睡眠不足を補ったり、体のケアをしたり、等、健全な体を維持することを目的とした休養である。
一方、「心の休養」は、日頃の仕事でのストレスや煩わしい人間関係等から解放され、自分の心を健全に維持することを目的とした休養である。
日常から解放され、心身ともにリフレッシュさせるにあたり、ここでは、「心の休養」にフォーカスする。
自分らしい人生を送るための「心の休養」
「心の休養」の仕方は、色々ある。
好きな音楽を聴く、好きな映画を見る、好きな本を読む、好きな場所に旅に出る、好きなスポーツをする、気心知れた仲間と出会う、等。
人間、誰しも、自分が好きなことや、やりたいことをしている時は、苦痛に感じないし、心から物事に集中し、楽しむことができる。
しかし、他人に強制されたことや、自分の意と反することや、自分の趣味ではないことをしている時は、心から楽しむことができず、リフレッシュに繋がらないこともある。
休日にリフレッシュするにあたり、重要なのは何か?
それは、常日頃から、「自分が何をしたいのか」ということを意識しているかどうかである。
意識している人は、ONとOFFの切り替えが上手である。
すなわち、自分のライフスタイルにおいて、「しなければならないこと」と「したいこと」が明確であり、休日のリフレッシュの仕方も上手く、結果的に「心の休養」ができている。
逆に、意識していない人は、休日に何をすれば良いか分からず、ただ時間だけが過ぎていき、真のリフレッシュとならず、それが仕事へのパフォーマンスに影響することがある。
「自分が何をしたいのか」を意識することは、自分の人生を主体的に生きていく上で、非常に重要なことである。
自分と向きあい、自分が心から楽しみ、自分が満足すること、これが真の「心の休養」ではないかと思う。
「心の休養」にあたり、時には、他人と行動をともにしたり、話したりすることもある。
その際、自分に楽しむ術がなければ、相手を楽しませることはできないし、一緒にいても楽しくないと思う。
友人や恋人等、一緒にいて楽しめるかどうか、また「心の休養」ができるかどうか、それは、「自分が何をしたいのか」を意識し、一人でいる時間が充実できているからではないかと思う。
今後も、自分の心を健全に維持し、自分らしい人生を歩んでいきたい。